メルト役の声優は箱舟かふかさんです。例によって得意の「この人ならやってくれるんじゃないかな」というアレです。
感覚的なことでしか自分は誰ならやってくれるかどうかしか分かりません。自分の作品は異端ですから。

問い合わせると就活のお祈りメールみたいな返信が返ってくるか、あるいはスルーされるかの二択です。
お祈りメールは一番困惑する。お祈りは宇宙にだけ祈っておれ。
シズク役かどっちかで起用してみたいと思ったわけですが、一番困ったのがこのメルト。
キャライメージは分かるが、声のイメージが本当につかなかった。自由すぎるから。
というわけで、少し前から気になってはいたので、色々とどういう声が出せるのかも調べてました。
エロ主体だったからひたすら探しました…。リサーチは大事です。
で、完成までまだ残ってましたが、気になって仕方なかったから声をかけてしまった、という経緯でしたが、その後は再持ち込み時の実際のサンプルボイスを聞いたら面白い感じがしたので即okにしました。
ゲーム画面と合わせてみると、いいんですよね、本当に。ゲーム画面と合わせたら「あ、面白くなりそう」と思ったので。そういう感覚で動くのが自分です。
それもあって、声だけでもイメージがつくようになったから完成まで楽しみにしてました。
本当、クッソ重い設定なのに、受けてくれただけでも感謝でした。
他の人は即レスで逃げるレベルですよ。即レス怖いから「受けたくないなら無視して」を連呼して交渉してます。
さぁ、サンプルで音声紹介といきましょう。
既に、ペケで先行して一部は出してますけど、それでも出せる限りは紹介します。調整が済んでないところもあったりしますが、基本は通用するから大丈夫。
Unityのエディタ上で録画してるとかの影響なのか、映像の乱れが出がちですがご容赦ください。
正式なサンプル動画ではビルドして出します。そうでなくても、調整が全部終わってないとか不備があったりします。
まずはペケで先行して公開してたもの。
ちょっと頬が薄いかもしれないから後で見直します。
こう、お姉さん感が出てるの分かりますか?
キャラのイメージともう一致してるという。喋りもこれはこれでいい。本当に合ってる。
このシーンだけでもうメルトはこの人で間違いないと思える。他のシーンでも、「なるほど、これはアリだ」と思えますけど。
何より、このシーン。自分が不覚にも反応する。それぐらいキャライメージが合ってる。ずっと聞いていられる。
続いてのシーン。
体験版の冒頭の一部。本当は位置を微調整したいですが、時間がかかるので強行してます。
こう、キャラ的にぶっ飛んでたりで自由なわけなんですが、それでもうまいこと収めてくれているという技量の高さ。
イメージ通りです。演技の感じも、これはアリ。
他のシーンでもキャライメージを捉えているので、本当にイメージ通りで一致しているわけです。
この感じが面白いし、そしてやっぱりこれがいい。
はい、続いてのシーンは個別シナリオです。
フェード処理で開始前の間を作ってないから、即再生で間が取りにくいので後で調整するか考えます…。そのせいで瞬間的にマウスオーバーが反応してタッチ反応としてキャラが動作してます。
うん、いいですね!
こう、自分で作っておいてなんですが、キャラがぶっ飛んでるからこそ、そしてたまに真面目になったりとかでそういう落差、演じ方が合っていらっしゃるわけです。
口調がいい。合ってる。
そういう部分が面白いと思えて、実際組み込んでみたらバッチリです!
自分にしか分からないだろうけど、キャラが活きてる。
いやぁ、受けてもらえて本当に良かったなぁ…。
エロシーンは? って思われるでしょう? 別に大事じゃないよ(真顔
調整が終わってない、ぶっちゃけ、他のシーンの完成度がいいだけにエロじゃなくても本当にいいわけです。
いや、そっちの方もすごいんですけどね…。普通に、あの台本でも一致してるぐらい合わせてくるぐらい技量がすごいと思った、本当にすごいなぁと思いましたよ。E-moteと合わせてみると見事に合ってる。
やむなく再収録になったものがあったんですが、正直なくすには惜しいレベルでした。
本当に良いお声で、これ使えたらいいなぁと思えた。テキストの関係で整合性が取れず、やむなく再収録へ…。
そうでなくても、当時自分が編集してた時は他のところで動かされていた関係で気が散っていたから、なんか日本語が部分的におかしいと音声確認してた時に気づき、さらにそういう部分含めて対応していただいたのもあれば、読み間違えすらいい感じだったから使えるところは即採用してました。
きっちりじゃなくていい、その場でいいと思ったらすぐに変える。それの方が面白い。
そして、色々と不備があった状態で大変申し訳ございませんでした。
後から見返すと「大丈夫か自分…」というぐらい、謎の文脈作ってる。だからこそ、読み間違えされてた方がかなり正解という。その方がしっくりくる。確認しながら自分で謎の文脈作ってて頭悩ませた。多分、頭にモヤがかかってた。
というわけで褒めちぎりの紹介コーナーでした。怒られたら速やかに文章を訂正して謝罪いたします…。
他で同じことやったら、引きつった顔されて最後にブチ切れられてたので…。人間は怖い…。
iikoeのリンクはこちら。
あんまり変な作品は持ち込まない方がいいのでは? あ、自分か…。他で拒否されまくってる。
今後も、機会があればまた起用したいです。今後の作品次第で可能性を感じたので。
人によってはやべー設定だったのに、それでも受けてくれたというのが自分の中で一番の驚きで、サンプルボイスでそうでなくても面白いと感じた部分は何かあると思うから、今後も期待できると思ったわけです。
いや、本当に普通の人はこの手の作品は、初手ですぐに拒絶しますよ?
もう、そういう人は何人と見てきたから分かる。それぐらい、人に持ち掛けてやってきたけど、就活のお祈りメールみたいな返信もあったりしたから。
ある意味で自分の作品は選別装置のようなものだから、どこでダメなのか、割り切れるのか、そのうえで向き合えてる人は能力が引き出されてる感じがしてます。個人的な感覚ですけどね。
まあ、そうでなくても、今回関わった人は優先的に自分の作品に招待です。
初手のこの作品で結構強烈なんだから、そういう縁は大事にします。基本的に、売り込みで声優が来ない限りは自分は閉鎖的にしか起用しません。いちいち探すの面倒、縁を大事にした方がいい。
自分は打算的な目線は持ってませんしね。人気だとかそんなのじゃなく、縁が大事。
次の機会はいずれ。タイミングと、配役次第でしょう。
すみません、その時はまたクッソ重いか、訳の分からん内容でしょうけど。
以下から裏話。
人間不信になったので、人間が怖いです…。
可能なら、今後はもう固定枠で配役を回したい、無理ならもう声優は起用しない。人間がマジで怖い。
今回、よそでボコボコにされてめちゃくちゃ弱ってる時だったから対応には感動しました。
優しい人だなぁと本当に思えた。そういう意味で固定で配役を組みたいわけですよ。
人間は怖い。


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