園芸

イチゴ栽培の環境再構築

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フラワースタンドにスリット鉢を並べてましたが、根本的にヒヨドリの対策がかなり厳しいやらで少し考えものでした。
加えてハクビシンもいるしで、対人間に対しては防犯カメラで大丈夫だけど動物系には弱い。

あ、イチゴ自体は健康にもいいようなので、自宅で栽培して食べると良いかもしれません。イチゴ狩りとかやってますが、農薬を洗い落とせず食べる環境は、ダイレクトに農薬を食べることになるので注意が必要です。せめて水で洗えるならいいんだけど…。農薬使用量が多いのがイチゴなので正直イチゴ狩りとか安易に行けたもんじゃない。

ハクビシン対策時の環境。去年の画像でした。


防風ネットで収穫もしづらいわ、さらには上の部分には防虫ネットとかかけたりで面倒だった。

今回はこうしてみた。この日はめちゃくちゃ暑い日だったので、日焼けしました。10月なのに…。
この時点では寒冷紗の巻き加減とか配置に悩ましかったので試行錯誤中。支柱を囲うように配置し、建物側以外にはロープ支柱を1本打ち込んで土台の支柱を固定して強風対策。


微調整後はひとまずこれで完成とします。寒冷紗は余った部分を切り、ビニールハウスみたいに天幕と側面の構成のようにしましたが、根本的に開閉がドアがあるわけじゃないのでしょうがない。


トンネル支柱をクロスバンドで固定してビニールハウス風にすることで、上下の幅が出るので中の作業もしやすい。


遮光率は22%ぐらいですが、夏場であっても他の寒冷紗タイプで栽培してましたがこれで問題ありませんでした。これを覆うことでヒヨドリもハクビシンも、コガネムシ対策もできるはず。
多分、65cmプランターだったら3株が限度と言われてますが、71cmプランターも3株で2列が妥当でしょうが、自分は8株植えた。深さはあるし、多分大丈夫だろうという安易な考えです。


欠点は、支柱サイズのせいもあって菜園プランター71cmに対して横置きができないことです。
30cm刻みでしか支柱がないし、鋼管タイプとかは自分で切断が必要だけど、かといって横幅もこれ以上取れないし、前に出しすぎるわけにもいかずで90cm支柱で作りました。

固定はクロスバンドで十分だけど、前面は横に通してないので安定がないので筋交いとして前面3ヶ所をしゅろ縄で固定し、気休めで真ん中ぐらいに横に支柱を通すと。トンネル支柱もあるおかげで多少は強度上がってますけど、基本的に前面の支柱がないから強度はやっぱり下がってます。




今年はイチゴの数を増やして栽培しようとは思ってますが、鉢植えの単独からプランタータイプに切り替えつつも、余ったのは地面に植えてしまおうとは思ってます。
コガネムシ幼虫に食われた株があるので、これも使えるなら植えられるところにどんどん植える。

四季成りイチゴのエンジェルエイトは弱ってくると葉っぱの大きさが小さくなるようなので、葉っぱが小さくなってきた、2年以上の株の場合は弱ってくるとうどんこ病とか枯れこんだりするようです。
とちおとめと比較になりますが、甘さはエンジェルエイトの方が酸味もなくて甘みがある。とちおとめはケーキ向きですね、だから酸味がある。

季節の旬が過ぎると途端に甘さがなくなって酸味が強くなるのがとちおとめ。一季成りの方が甘さはあると言われているが、人によっては四季成りの方が好きという人もいそうです。大きさ的にも環境によっては特大サイズを一季成り、四季成り共に狙えます。一つの花のみに養分を集中させるように、花芽一つにつき花は2個以下にすれば良さそうだとか。自分は3個前後です。数が取れないから。


これより大きいのも狙えます。上のとちおとめクラスぐらいはいけるでしょう。数個だけこれより大きいサイズは実りました。
道の駅で巨大なエンジェルエイトは見かけたので、環境によっては可能なようです。


葉っぱが小さくなってきた、弱ってきている株は処分して新規の子苗と交換するべきなんでしょうね。可能なら毎年入れ替えの方が間違いはないだろうけど、頑張っても3年かな。
今回で、4年目の株がかなり痛んでいて限界を感じました。うどんこ病がかなり出てるし。もちろん、うどんこ病自体は環境によるところなので、発生しない時は発生しません。

こういった株だと、かなり疲弊しているようなので来年以降は考えます。コガネムシ幼虫に食べられてますし、今年でそこそこ実もつきましたが、葉っぱがそこまで大きく出てこない。やや徒長気味。あと1年で限界かな。


逆に、こっちの場合は鉢植えで今年超えると2年目の株ですが株は充実してる。これなら来年も問題なさそう。遮光率も関係しそうです。


3年目ぐらいになる株はこの状態で、さすがにもう限界そうです。
結構痛みがあるし、根っこが出る分だけ消耗するとか。うどんこ病が出て痛みもあるしで、周りにうつっていく要素がある。株分けしてもどうなるか、実験で株分けして一部のみ残して処分します。葉っぱが小さくなってるしでやっぱり厳しいので。


なお、フラワースタンドはプラスチックで既に耐荷重オーバーしてるので、取り外して違うところに移動したら変形を確認した。
一段辺りの耐荷重が8kgだったかな。8号サイズで土が3Lぐらいだったら、水分あれば余裕で5kgいくんじゃないの?壊れるよね、変形だけで済んだのが幸いだけど、左右に揺すられてたら最悪へし折れてたかも。

再利用はしますけど、3段目は置かない、置いても一鉢程度でしょうけど。
欠点は強風が吹いている時はそれで落下した場合、悲惨なことになる。

園芸は秋が一番楽しいと思う。問題は、その秋が一番短いし、気温的に乱高下しやすいので難しいところでもあるけど。

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