エゴカリプス創作小説

【創作小説】エゴカリプス プロローグ

これは、いずれかの時に作品化の予定がある話です。
いつになるか分からないので、作れた分から公開していきます。


人類は発生しては消え、それを繰り返した。
文明が発達しても、結局は存続できず滅びる。これを何度も繰り返した。

今の文明も、滅びの方へと向かい続けていた。これに気づいているのはごく少数。
分かっている者は警告を繰り返すが、まだ聞くレベルに達していない者や洗脳されている者には届かなかった。

過去も同じで、声が届かず滅んだ。歴史は繰り返す。
化学物質で汚染された地球では、もう長くはないだろう。ダメージの蓄積により地球を休ませなければいけない。

エゴが強くなりすぎたことで能力を使える者まで現れ、日常から戦うのが当たり前になっていた。
この世界は、エゴと承認欲求で形成されてしまった。

それにより力がすべて、相手は叩き潰す、自分が気に入らないものは排除する、それが当然の世界へ。

カネ、エロ、モノ。これらに依存し、執着した。
誰かを教祖としたり、持ち上げたり。

人間はそれらに執着し、エゴが極まった者たちはこれらを利用して人間すら自ら抹殺するようになっていた。
一定の人種のみが優れ、それら以外は蹂躙しても構わない、エゴにまみれた教えを信じた。

勝手な理屈を並べ、メディア、科学技術、機械、これらを駆使して人間を抹殺するように仕向けていた。
特に、すべての始まり、世界の中心と呼ばれる日本、日本人に対して異常な執着を見せ、抹殺しようと必死だった。

動物や植物も人間の都合で皆殺し。これが、この星の人間という生き物だ。
都合が悪いものは殺せばいい、力でねじ伏せる、それしか能がなかった。

地球という星も化学物質で汚染し、自然の資源すら毒に変換、そうやってカネを稼ぐことだけに執着した。
もはや人間自体がこの星の癌細胞となり、諸悪の根源に成り代わった。

人間が生きるためだけに物事を考え、人間のために犠牲を強いる。
それが正しいと思い、他の者はそれを提示されれば何も考えずに流されるだけだった。

競争し、勝ち負けを競う。
それで白熱させ本質から反らし続ける。

同時に偽物が繁茂し、本物を覆い隠した。
偽物の食べ物、治療法、価値観。見た目が分からなければ何をやってもバレない、そういうものが覆い隠した。

それにより病気も頻発し、同時に多くの人間が死んでいった。
それでカネが稼げれば、自分が死ぬまでそれが続くならというエゴの塊の人間が大量に現れた。

他人はどうでもいい、自分さえよければそれでいい。人間性の劣化である。

自称スターシード、偽物の精神性を説くものも大量に現れ、これもまた本物の覚醒を妨げた。
少数の本物のみは覚醒したが、それ以外は偽物に惑わされ目が覚めることもなかった。

偽物の精神性により、偽物は自分の都合だけで半霊化を考えるばかりで、問題に向き合わずに逃げることしか考えなかった。
都合がいい時だけ半霊化して逃げることだけを考えた。

創造主はその光景をずっと眺め続けていた。
人類は、ずっと同じことを繰り返し続けていたから。

どんなに超文明であっても滅んでしまった。
過去の遺物はすごかったが、それが近代になるつれてどんどん劣化して遺物と呼べるどころか、兵器、あるいは明確に人を殺すことだけに特化した遺物になった。

それが未来に残されると、再び同じことが起きるだろう。

99%の人類はエゴに染まりきっていた。1%はエゴに染まらなかった。
それが唯一の希望だった。

創造主はすべてを助けたかったが、助けの手を差し伸べても、時期が来ていない者は払いのける。
彼らの成長に期待するしかなかった。成長すれば、大事なことに分かるだろうから。

すべてを助けたかったが、可能性があるものだけを、次のステージに進ませよう。

成長するまでひたすら待とう。エゴが減っていけば、可能性が増えるから。
人類は進化しなければならない。現状維持は有り得ない。

現状維持し、愛も捨てたような、自分のためだけに生きているようなのは何度でも人間としてやり直させよう。
魂は不滅である。学ぶまで、何度でも繰り返させ、それが永遠という時間になろうとも続けさせる。

彼らは何も分かっていなかった。
他者を虐げる、それは、自分自身を虐げるということを。

彼らは何も分かっていなかった。
元々は一つの存在なのだから、自分自身を傷つけているということを。

また今の文明も滅ぶことになるが、それは人間が選択したことだから。
それでも、先に進める者はまた生まれたから、進化することはできるだろう。

この文明で、彼らに最後の手伝いをお願いし、まだ成長できる者、救い上げられる者がいるなら、その機会を潰すわけにはいかないから。
頼んだぞ、我が子よ。

それが、スターシード、色がついた子供たちへの最後の仕事だ。

今までよく頑張ってくれた。文明の終わりが近い。
最後の最後まで、人間であってくれ。

そして、すべてが終わった時は、祝福が待っている。
今まで辛かっただろうが、もう少しの辛抱だ。

助けたいと思って手を差し伸べても払いのけられ、教えを説いても聞き入れられなかっただろう。
たくさん傷ついたことで人に対する痛みは誰よりも分かっている。

次の学びが待っている。
その時は、この世界のような苦しみはないからな。すべてが報われる時だ。

終わりの時に高次元の存在を、迎えに遣わせよう。

在るべき場所で仲間は待っている。還るべき場所があるから。
どうか、最後の時まで笑顔でいてほしい。未練はないようにな。

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