園芸

エレクトロカルチャーを作成、設置してみた

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この記事でエレクトロカルチャーについて知ったので、実際に自分もやってみようと思って材料を揃えてきました。

材料はこれ。

今回買ってきた材料。

  • さらし竹(24mm)2本 198円
  • さらし竹(18mm)10本 128円
  • 銅線#20 0.9mm×90m 2,180円
  • 竹製BQ用串30cm 20本入り 398円

全部使用したわけではないものの、大体計算して後々使用する場所用にも確保。

手順。

まずは、竹串に銅線を巻きつけます。これでもうエレクトロカルチャーの棒は完成ということで。
でも、注意点があるとすれば、銅の巻き付けは多ければ多いほどよく、きっちり巻き付けないと土に挿した時に銅線が上にずれます。挿す時は回しながら挿すか、きっちり巻き付けて緩まないようにしないとダメでしたね。そこが失敗と反省。

挿し込む先端付近はきつめに巻き付けると良いでしょう。それか、あらかじめ少し小さめに穴を開けておいて、回しながら挿すか一度穴を開けてから再度挿すかですね。

これだけでも効果を確認するための手順は完了のようです。
場所によっては銅線を右巻きか左巻きか、確実にこうだというものがないことから、確認するためにも必要なのでまずは銅線を巻き付けた棒とかが必要ということです。自分は左巻きにして今回は全部作りました。

うろ覚えだけど、去年の朝顔とか左巻きで支柱とかに巻き付いていたような。
今年はこぼれ種が発生しなかったのかまだ発芽もしないことから、白い朝顔はこれで終わったかもしれない。種取ったようで使い切っちゃったようでした。

それでも、梅雨ぐらいにもしかしたら発芽するかもしれないと期待しながら待ちますか。丸葉朝顔なら雑草の如く出てくるだろうけど。

いきなりアンテナ作成。

右巻きか左巻きかどっちがいいかも分からず、とりあえずもうアンテナ作りに入りました。
アンテナは色々あるようで、自分がこうだと思ったのが正解なようで明確な正解はないのでどんなものでもいいと。

色々と組み合わせて、テレビのアンテナみたいに受信しやすいように考えればいいんだと思います。

まずはフィボナッチスパイラル。
形になっていればいいということなので、これでokでしょう。

これに加えて渦巻き状を追加。これを室内の観葉植物にでも挿しましょう。

他にスパイラル上でねじった物とか、渦巻き、フィボナッチスパイラルをメインにして作成、設置へ。
ガジュマルに挿そうと思ったけど土の深さが15cm以上という条件だったので、6号鉢では条件が満たせません。7号鉢以上なら問題ないでしょう。ロングポットなら6号鉢でも大丈夫かな。
そんなわけでシェフレラの鉢に挿した。

設置とアンテナ作成の注意点。

イチゴとか鉢植え、地植えに設置していきます。

巻き付けが緩いと、挿す時に銅線が上にずれたり、あるいは土がもうかなり硬い場合は要注意ですね。銅線が必ず土の中に入るように。

カルスNC-Rで再生させた土にも挿し込む。

バラの鉢に挿したもの。

フェイジョアは1本だけ、買ってきた時についていた竹製の支柱があったのでそれに銅線を巻き付け、売っていた時に付いていた品種の鉢に挿しました。縁がある支柱はこれだけだし、どうなるだろう。

アンテナは太めの銅線の方が安定するでしょう。0.9mmだと、しっかりと固定したつもりでも風とかで揺れてますね…。
どうしても細いものだとすぐに変形、固定するにも大変でした。この画像を見れば分かるように、20mmクラスの銅線かもしれません。かなりしっかりしています。

太めの銅線になるほど高くなりますが、その分だけしっかりとしたものになるでしょう。
右巻きか左巻きか分かった時は、次は太めの物にするかどうかですね。棒への巻き付けは細い方がやりやすいと思いますけど。

ひとまず地植えスペースで必要なところには挿しましたが、どうやっても深さが足りない場所はさらし竹を1mにカットして挿そうとは思ってます。1mにカットする場合は、そこだけは右巻きにして地植えでの検証にしますかね。

ボリジに西洋ミツバチは来てるけど、これはいつものことだから効果の対象外です。
1匹でいつも花粉を集めに来てる。

室内と屋外にも設置したけど、どういう効果になるんでしょうか。

家庭菜園(無農薬・無施肥)~銅線を使ってみた(エレクトロカルチャー実験編)

実験(室内編①)とりあえず、居間にあった「幸福の木」の大きな鉢にザクっとさして、しばらく置いておきました。まぁ、正直、眉唾だったので、そのまま、アンテナをさしたことさえ忘れていました。数週間たって、ふと見ると、幸福の木が置いてある木の台の上に放っておかれて、死にかけていたポトスが新芽を吹いているではないですか!しかも、冬。海外に帰国した友人からのおさがりのポトスで、一度も土も変えずに置いておいたもので、葉っぱがどんどん茶色になり、葉のない線がたくさん鉢から出ている、あまり人には見せれない悲しい状況でした。それが、それが!!!!な~んと、新しい芽がジャンジャン出てきて、今は、お店で買ってきたばかりのような、美しい状態の鉢になっています。正直、ビックリ!明らかに、何か栄養を得て、すくすくと育っています

 また、興味深いのは、同じ鉢の中にアンテナがたっている幸福の木には、大きな変化が見られないことです。そして、隣にあるポトスは、幸福の木と土を共有しているわけではないので(置いてある台を共有しているだけ)、銅線が触れている土を通して、影響が来ているわけでもないということです。どう考えても、銅線を巻いた木があるそのあたりに、アンテナが植物の好きな栄養を空気中から集めているとしか思えない状況です。不思議の一言です。

実験(屋外編) まだ寒い時期でしたが、前回の記事で紹介した動画が興味深かったので、その辺で拾ってきた木の枝にくるくる銅線を巻いたアンテナを、畑にも立てておきました。依然の記事をアップしたのが1月初頭だったので、1月中旬くらいだと思います。因みに、私の畑は自然栽培なので無農薬・無施肥でやっています。正直、まだ一年しか無施肥にチャレンジしていませんが、かなり苦戦中です。(去年は、大根と瓜しか取れませんでした。)この冬に栽培していたのは、イチゴ、ニンニク、玉ねぎだったので、イチゴとニンニクの畝にアンテナを二本立てて、玉ねぎの畝の一つに一本立てておきました。しばらくして、行ってみると、非常~に興味深い状態でした。明らかにアンテナのある畝の、アンテナの周りの植物が他の植物より大きく元気に成長しています。ニンニクの所には、アンテナを二本立てたので(といっても、ザクっと刺しただけ)元気に大きくなっていました。隣の畑の自然農法(米ぬか使用)の人のニンニクに比べると、私のニンニクの成長の仕方が大きいですが、更にその隣の慣行栽培(化学肥料を使う農法)の人のニンニクに比べると、葉っぱの背の高さや成長の度合いは慣行栽培の人が一番大きい感じでした。

特に興味深かったのは、玉ねぎです。玉ねぎはいくつか違う畝に植えていますが、アンテナを立てた周りは、しっかり大きく成長していて、アンテナ無しの畝はかな~り成長が遅く、収穫ができるかどうかさえ危ぶまれる大きさでした。まだ間に合うかどうか分かりませんが、後でもう一本アンテナを立てようかなと思っています。

一応、比較用としてチョコレートコスモス(PW)と、ダリアマキシで右巻きと左巻きで花で比較実験でもしてみようとは思っています。
今のところ、挿してあるのはチョコモスの左巻きの方のみで、後でダリアマキシの方は右巻きにした竹串を挿します。どっちも球根植物で冬には休眠し、春には芽吹くタイプ。

あと、中生玉ねぎがあるし、これにも竹串で右巻きにしたものでも挿しておきますか。

2023年5月4日。
ボリジに来ていた西洋ミツバチが1匹から3匹に増加した。

ネモフィラにも花粉集めしてる。

近くに設置したエレクトロカルチャーのアンテナ。

継続観察します。

ボリジがさらに広がって巨大化するほど西洋ミツバチの数が増えているような…。最大5匹を確認しました。
近辺にオルレアもあったりすることでアブと競合してアブが邪魔してることがあります。仕方ないのでオルレアは抜き取り、ボリジ近辺にアブが来ないようにしました。

いや、少し離れたところにオルレアが群生してるんだし、わざわざちょっかいをかけるなよ、アブよ。

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