精神性

インナーマリッジ

精神性

インナーマリッジという言葉を知ったので、どんなのか調べてました。文字通りの意味で、内なる結婚、自分自身です。
実際、知らずと自分もそれやってた。

諸事情でこれを知るきっかけがあり、過去にもそういうことがあったから、その時から徐々に始まっていたんだなと。
日本だと表現があまりにピンと来なかったから、海外で調べたら良さそうなのが出てきました。

Inner Marriage
Are you paying lip service to the disconcerting truth that in order to find lasting happiness with a partner, you must f...

多くの人は、人間関係に永続的な満足感を見出そうと努力するうちに挫折し、平凡なセックスの有無にかかわらず、ちょっとした交際に甘んじてしまいます。男女ともに、仕事やキャリアを人間関係よりも優先し、結婚生活を自動操縦にしたり、独身でいることを選択したりする人が増えています。

それでも、愛する人への憧れは消えないものです。パートナーと永続的な幸福を見つけるには、まず内なる愛する人との調和のとれた関係を築かなければならないという、当惑させる真実を口先だけで言う人もいるかもしれません。しかし、いざという時、刺激的な恋愛のチャンスが目の前に現れた時、多くの人はロマンチックな幻想と精神的な救済を混同してしまいます。何世代にもわたって、精神的な傾向は、誤った方向に導かれ、ロマンチックな愛と性的スリルの探求へと向かわされてきたのです。

かつては、社会や家族からのプレッシャーが結婚生活のある程度の安定を保証しており、個人的な欲求や欲望が家族を崩壊させる代償は、ほとんどの人が支払える額を超えていました。こうした影響が弱まるにつれ、関係の破綻が蔓延し、私たちの問題は単なる個人的な問題ではなく、結婚という制度全体を水没させかねない大きな波の一部となっているように思われます。

現在の結婚という制度に疑問があるわけです。
本当にアレでいいのか。結局所有という概念になっている。さらに、クソテレビのドラマのせいで、結婚がいいものという偽物の価値観になっており、それで本当に何が欲しくてどうなっているのかが分からない状態です。

個々人は愛が欲しいのは分かりますが、結局は依存と執着。

自分で内省もせずに相手に求めるのも間違いなんですけど、誰も気づいてません。本来なら、相手を理解したうえで一緒にいることの同意が結婚なんじゃないでしょうか。
理解を後回しにした結果、それで関係性が壊れやすくなる、あるいは後から理解をすることを忘れ、表面上の関係で一生を終えると。

自分だったら、最初から理解がお互いにある状態で、さらに深めていく関係がいいですね。じゃないと、もうそれができない。

現実には、愛と親密さへの憧れは、内なる男性性と内なる女性性の調和を生み出すための強力な動機となり得ます。何千年もの間、男性と女性は生まれながらの異性的特徴を恥じるように教えられてきました。一方で、女性は劣っており、男性性が支配しなければならないという家父長制的な考え方が世界中に広がり、内外に深刻な対立を生み出してきました。近年では、男性が自らの男性的な特徴を恥じ、自己表現からそれを排除しようとする一方で、女性は男性的な資質をより自由に表現できる一方で、女性的な本質を尊重できないという、反発現象が見られます。

21 世紀においては、男性も女性も、自分自身の内なる男性と内なる女性の間に調和のとれた結婚が築かれるまで、パートナーとの持続可能な親密さを得ることはできません。

皮肉なことに、内なる結婚が完成に近づくにつれて、恋愛相手の必要性は薄れ、調和のとれた関係はこの大きなプロセスの副産物であることがわかります。

うん、本当に、そう思いますね。

なんかもう、普通の色恋とか興味ないのもよく分かりました。
お互いに理解がある状態で生きるとかなら、自分でも可能ですけど。現代の色恋にはそれがない。ドラマありき。

そのうえで、自己内省を続けていくと外側のドラマに興味がなくなる。
感情をぶつけるあのドラマの無駄さ。

感情をぶつけあうエネルギーの無駄は、本当にいらない。
あれで関係性を破壊しかねないこともあるし、最初から理解という概念がないから、上っ面で見てるからそうなるんでしょう。

そう考えていくと、自分はどうやっても色恋は無理だなと思いました。
相手が理解したうえで一緒にいたいならいいけど、そういう人自体もう稀でしょうしね。自分も相手を理解したうえで、常時観察してる状態ですから。その人は何が好きで、何をどう思うか、どういう反応をするのかとか常に見てる。

感情じゃなくて観察で物事をもう見てしまうから。
それで関係性が深まって、自然体でいられた方が理想だと思いますけどね。現実は、そうはいきませんけども。

多分、そういう状態の人ほど、結婚は必要ないと思ってます。
必要性を感じない、だからいたいなら一緒にいるだけだと思います。結婚という言葉自体も概念に近い。


IAHIP - The Inner Marriage: Love, Heartbreak and the Search for Wholeness
The Irish Association of Humanistic and Integrative Psychotherapists (IAHIP) sets and maintains the standards of relevan...

内なる結婚とは何ですか

根本的に、内なる結婚とは、自分自身の内なる男性性と女性性のバランスを取ることです。カール・ユングは、すべての人間には反性的な要素があると信じていました。言い換えれば、私たちは皆、男性的なエネルギーと女性的なエネルギーを持っており、誰もが(意識的であろうと無意識的であろうと)この二つのエネルギーのバランスを求めることで、完全性を感じることができるのです。この点において、パートナーとの外的な結合は、単に内なるバランスを求める欲求の反映に過ぎません。言い換えれば、愛し合いたいという衝動は、内なる完全性と一体感を求める普遍的な衝動の外的な顕現に過ぎないのです。だからこそ、多くの人が、別の魂を愛し、パートナーを持ちたいという強い衝動を抱いているのです。

内なる完全性の探求は、一般的に恋愛関係において表現されます。愛には、私たちを惹きつける超越的な性質があります。詩人たちは内なる結婚について、「二つの魂がついに出会ったとき、地上で始まり天国で永遠に続く結合が二人の間に確立される」(ヴィクトル・ユゴー)と述べています。神秘主義者たちは、「もしあなたが道を進み、憧れの場所へと昇りたいなら、大切なのは多くを考えることではなく、多くを愛することであり、愛に目覚めさせる最も良いことを何でもすることだ」(アビラの聖テレサ、2003年)と述べています。心理学的な観点から見ると、内なる結婚はユング派の個性化の概念に包含されています。ユングは、完全性への衝動は精神に内在するものであり、人生を通して徐々に展開していく過程であると示唆しました。個性化は自然なプロセスであり、本質的にあらゆる個人の精神的な幸福に不可欠な内なる結合です。

自分の中にある男性性と女性性の融合。
どっちかが尖ってると依存や執着になるようです。それが世界に現れている。

男の指導者、ということでしょう。さらには自称フェミニストとかで女性性を守るとか掲げてる連中。
バランスが取れてないからおかしくなると。

今は徐々に流れが変わってきて、男尊女卑とか言われていても、立ち位置が逆転している場面もあったりします。
結局まだまだバランスが取れてないのがこのクソ世界。だからこそ歪みと想念まみれで重い。

表面的な愛し合うという行為自体が、自分の中で欠けている何かを投影してるようにも思えます。

だからこそ、多くの人が、別の魂を愛し、パートナーを持ちたいという強い衝動を抱いているのです。

自己内省がポイントだと思いました。外側に答えを求め、依存と執着を生み出している。


おそらく、意識レベルのマップがすべてにおいて通じます。
プライドより下の人が結婚したら、同レベルじゃないと破綻しますよね。そういうことですよ。


親を見てると、まあ、このレベル変動がひどい。プライドから始まって、最終的に恥まで落ちる。自分の家系は自分以外全員プライド以下なのは間違いない。下卑た笑いしかしてないので。
なんだこの変動…。そういうのが結婚したりするから、違う意味で因果が積み重なり、家系も因果が終わらないんでしょう。

一人だけ全然違う意識を持ってるという時点で、やっぱりあえてこの環境を選んだという根拠です。
しかし、よく見ると恥と罪悪感はレベル差がほぼない…。

多分、大谷翔平が持ち上げられてるから、「大谷さん」とか言ってる馬鹿な親がいたら、間違いなくプライド以下の意識レベルですからご安心ください。うちの親です。大谷だけ「さん付け」他は呼び捨て。馬鹿なのでは?
デコイという愛犬がいる時点で囮という意味すら知らない馬鹿は放っておきましょう。

成長も反省もない人間が色恋をすると破滅するように感じた。さらにはサイコパスも混ざってる。
同レベルの人間で、まるで成長もしないなら長く続くけど、どちらかが成長して片方が止まってるとそこでもう離婚すると。

もう片方が自動で引き上げる役目の関係でいるなら、勝手に追いつくから関係性の破綻が出ないのではないかと思いました。
実際、そういう人を知ってるので。突然スイッチが入って人が変わったとか。

まあ、形だけの感情の色恋がいいなら、永遠にやってればいつか分かるんでしょうか。
哀れしかもう感じないけどね。客観的に見ても美しさはない。

お互いに支え合ってるのが美しいのに。

コメント